4月18日「よい歯の日」、6月4日「虫歯予防デー」、そして11月8日は「いい歯の日」。1年のなかで、歯に関する日は結構多いもの。それだけ、歯の健康は身体の健康につながっていると皆さんに知ってほしいのだと言えます。今回は、「いい歯の日」にちなんで「8020運動」といい歯であることのメリットについてお伝えします。
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子どもにも高齢者にも知ってほしい「いい歯の日」
11月8日を「い(1)い(1)歯(8)の日」とされたのは1993年のこと。「いつまでも美味しく、そして、楽しく食事をとるために、口の中を健康に保っていただきたい」という「8020運動」の一環として、語呂の良い11月8日に決められました。日本歯科医師会が、さまざまな活動を通じて歯の大切さを呼びかけています。
たとえば、11月8日には全国の地方新聞が一斉に「11月8日はいい歯の日」の新聞広告を掲載。6月4日の「虫歯予防デー」は子どもに向けたキャンペーンが目立つのに対し、「いい歯の日」は子どもにも高齢者にもわかりやすい啓蒙活動を行っています。
80歳の2人に1人は歯が20本以上
「8020運動」とは、80歳になっても20本以上は自分の歯を保ち、生涯にわたっておいしく食べられるようにしようという運動のこと。歯が約20本あれば、食べ物を咀嚼するときにストレスを感じないとされています。今や「8020運動」と聞くと、ほとんどの人が「歯の話だな」とわかるようになりました。
この運動が始まった1989年当初、8020を達成できた人はなんと約7%(歯の平均残存数4~5本)だったそうです。治療技術の向上や「いい歯の日」「8020運動」などの周知もあり、2017年には8020達成者は約50%に(平成28年歯科疾患実態調査)。皆さんが歯の健康と身体の健康は結びついていることに気づき、歯を大切にするようになった結果ですね。
良い歯だといいことだらけ
歯やお口の状態が健康にもつながっています。たとえば、食べ物をしっかり噛むことで栄養の吸収や消化を促進。また、唾液はお口の中を清潔に保つ効果があり、たくさん噛むことで唾液の分泌を促します。最近は、歯周病と認知症の関係がわかってきました。噛むこともまた、脳の活性化になり認知症の予防につながるとされています。
お口の機能は40歳代から低下しやすくなります。舌の体操や唾液腺マッサージを習慣にすること機能低下を防ぎ、フェイスラインのアップに効果ありと一石二鳥です。また、歯ごたえのあるものをよく噛むことも大切。日々の習慣で「いい歯」はつくられていくのですね。
家族で通いやすい相模原古淵のみんなの歯医者
11月8日は「いい歯の日」。身体の健康につながる大切な歯は、自分の歯はもちろん、子どもや親の歯についても気にしたいですよね。相模原古淵のみんなの歯医者は小児歯科から一般歯科まであり、家族みんなで通えます。無料カウンセリングも行っていますので、お口に関するお悩みをお気軽にご相談ください。歯の健康のために今からできることを一緒に考えていきましょう。