虫歯治療

白い虫歯と黒い虫歯、違いは何? 相模原古淵の歯医者がお答えします

相模原古淵の矯正歯科、記事タイトルイメージ

お子様の歯について、家庭で仕上げの歯みがきをきちんとしていても学校の検診で「虫歯あり」とされたことはありませんか。絵本やテレビで見る虫歯のイメージは「黒い」「穴が開いている」ですよね。実は、虫歯には「白い虫歯」と「黒い虫歯」があるんです。白と黒、どう違うのでしょうか。

子どもに多い「白い虫歯」は見逃してしまうことも

見たところ歯はすべて白く、虫歯なんてなさそう・・・・・・。でもそこに「白い虫歯」が潜んでいるかもしれません。白い歯の表面にポツポツと白い斑点が見えませんか。それが「白い虫歯」です。歯のエナメル質のカルシウムが溶け出して白く濁る「ホワイトスポット」とも呼ばれます。

特に乳歯は永久歯よりもエナメル質やその内部の象牙質がまだ薄く、白いまま虫歯が進行していきます。そのまま放置すると気づかぬうちに深くまで進行してしまうリスクも。

多くはこの時点では治療せず「要観察」とされます。初期の段階であれば、歯科医でのケアとフッ素やキシリトールなどのセルフケアで修復できます。進行して歯を削ることになる前に早期発見しておきたい「白い虫歯」。数ヵ月に一度の定期検診は欠かせません。

大人に多い黒い虫歯。「黒さ」の原因は?

皆さんがよく知る「黒い虫歯」は大人に多い虫歯です。この虫歯の「黒さ」はどこからくるのでしょうか。

歯は、飲食の際に出る酸によって溶け、唾液によって修復をくり返しています。つまり、毎日溶けては直す作業が口の中では行われています。この修復の際に黒い色素のものを巻き込んだのが「黒い」原因です。初期の段階では歯の隙間や表面が黒くなるにとどまりますが、進行すると炎症が広がり歯全体が黒く透けて見えることも。

一方で、着色汚れや歯石が原因で歯が黒くなることもあります。いずれにせよ、歯に黒い部分があると見た目が気になります。診断も兼ねて歯医者へ行きましょう。

自宅でのケアが虫歯予防の第一歩

寝る前の歯みがきは1日の中で最も効果的なのをご存知でしたか。寝ているときは唾液の量が減る一方で、虫歯菌は活発になります。就寝前のブラッシングは特に念入りに。デンタルフロスやマウスウオッシュの併用でより効果アップ。

子どもの場合、家族間で虫歯菌が感染する可能性があります。大人が口を付けた食器で飲食すると、虫歯のリスクが上がります。ついやってしまいがちですが、子どもの歯のためにも気をつけましょう。また、歯を強くするためにフッ素入りの歯磨き粉も有効。

特に、初期の虫歯は自宅でのケアが肝心です。定期的な検診を受けつつ、毎日の生活のなかで虫歯予防を取り入れていきましょう。

相模原・古淵のみんなの歯医者にご相談を

気づきにくい「白い虫歯」や痛くないからと放置している「黒い虫歯」は、進行すると抜歯など取り返しのつかないことになります。虫歯は早期発見が重要。歯科医院での定期検診で健康な歯を保ちましょう。

相模原古淵のみんなの歯医者では、歯科治療はもちろん予防歯科も行っています。フッ素塗布や適切なブラッシングで虫歯になりにくい歯へ。無料カウンセリングも行っているのでお気軽にご相談ください。

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