相模原・古淵の矯正歯科が解説。梅雨に虫歯リスクが上昇する理由

5月下旬になると梅雨の季節に入り、じめじめとした天気が続きます。実は梅雨の時期は虫歯のリスクが上昇する季節ということをご存知でしょうか。今回はその理由と予防法について解説していきます。
梅雨のじめじめした環境で、口内は細菌が繁殖しやすい状態に
梅雨のじめじめとした環境では、細菌が繁殖しやすい状態になります。それは口腔内も例外ではありません。口腔内の細菌が活発に繁殖すると、プラークが溜まりやすくなり、放置すると虫歯になってしまいます。また、低気圧が続くことで、体調を崩しがちに。睡眠不足やストレスによって唾液量が減ってしまうことで、細菌を取り除く殺菌作用と洗い流す洗浄作用が働かずに、虫歯リスクも高まってしまいます。
梅雨に起こりやすい歯のトラブルの一例
・歯周病
梅雨時期は湿度が高くなり、唾液量が低下。細菌が繁殖しやすい環境となり、歯周病の悪化が加速します。
・虫歯
歯周病と同じ理由で、歯に付着した虫歯菌が増えます。酸によって歯が溶かされることで、虫歯が発生しやすくなります。
・歯痛
気圧の変化によって神経が刺激されて、痛みを感じやすい状態になります。
・口臭
湿度が高まると唾液の分泌量が減り、口内環境が悪化することで、口臭が強くなることがあります。
・歯ぎしり・くいしばり
低気圧が続き体調がすぐれない日が多くなると歯ぎしり、くいしばりが増えることがあります。
梅雨の時期の効果的な虫歯予防とは?
それでは、梅雨の口腔トラブルに対して、私たちは日頃どんなことに気を付ければ良いのでしょうか。日常生活における口腔ケアをご紹介します。
・適切な歯磨き
虫歯予防の基本は、毎日の歯磨きを徹底すること。1日2回、最低3分以上かけて歯磨きを行いましょう。歯ブラシは毛先が開いていないか定期的に確認するほか、歯間ブラシやデンタルフロスを使って、歯と歯の間の汚れも落としましょう。
・デンタルリンスの併用
デンタルリンスにはフッ化物が含まれていることが多く、歯のエナメル質を強化し、虫歯を予防します。特に、フッ化物配合のデンタルリンスは、歯磨き後に使用することで、より効果的に歯を保護することができます。
・バランスの良い食事
野菜や果物を多く摂取することで、唾液の分泌を促しましょう。また、甘いものや粘着性の高い食べ物は、虫歯の原因となる酸を多く含んでいますので、食後に歯磨きすることを欠かさず行いましょう。
・乾燥対策
梅雨はエアコンをドライにして使用することが増えます。エアコンで部屋の空気が乾燥すると口腔内も乾燥しやすくなります。こまめに水分補給を行いましょう。
・アレルギー対策
梅雨の季節は花粉症やアレルギーが悪化することがあり、口呼吸をしがちに。になることで、口腔内が乾燥し内容に、アレルギー対策をしっかり行い、鼻呼吸を意識しましょう。
相模原古淵のみんなの歯科医院で、健康な口腔環境を目指しましょう
梅雨時期の口腔ケアは、普段のケアをしっかり行うだけでなく、季節特有の問題にも対処することが大切です。相模原古淵の「みんなの歯科医院」では患者様の口腔状態に合わせた適切なケアはもちろん、皆様の健康な口腔環境づくりをサポートするため、歯周病治療から矯正治療、訪問診療までをトータルに対応しています。また、予防歯科に力を入れるほか無料カウンセリングも実施しておりますので、どんなお悩みもまずはお気軽にご相談ください。
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