相模原・古淵の矯正歯科が解説。歯周病や虫歯などの歯のトラブルについて
目次
そもそも歯周病とはどういう病気?
厚生労働省の「令和4年 歯科疾患実態調査」によると、全年齢層のほぼ2人に1人に4mm以上の歯周ポケット(歯周病)がみられることが明らかになっています。歯周病を詳しく説明すると、歯と歯ぐき(歯肉)の隙間(歯周ポケット)から侵入した細菌が、歯肉に炎症を引き起こした状態(歯肉炎)、それに加えて歯を支える骨(歯槽骨)を溶かしてグラグラにさせてしまう状態(歯周炎)を合わせて、歯周病といいます。歯周病の直接的な原因は歯垢に含まれる細菌ですあり、歯周病は歯みがきのしかたが悪い方に起こりやすくなります。また、喫煙者は非喫煙者と比較し歯周病に3倍以上罹りやすいといわれており、糖尿病の方も歯周病が進行しやすいことが知られています
歯周病のリスクが高い人はこんな人
・中年期以降の方
・喫煙者
・妊娠中
・糖尿病にかかっている方
・歯みがきのしかたが悪い方
・歯ぎしりする人
・歯並びが悪い人
・降圧剤、抗癲癇剤、免疫抑制剤などの薬を飲んでる人
歯周病かどうか。セルフチェックしてみよう
歯周病が進行するにつれて、自分でも気がつくような症状がしばしば現れますが、初期の段階ではなかなか自分自身で気がつくような症状は出てきません。次のような症状があったら、歯周病の可能性があります。
歯周病のセルフチェックリスト
・朝起きたときに、口のなかがネバネバする。
・歯みがきのときに出血する。
・硬いものが噛みにくい。
・口臭が気になる。
・歯肉がときどき腫れる。
・歯肉が下がって、歯と歯の間にすきまがある。
・歯がグラグラする。
早期発見・早期治療がカギ! 歯周病以外によくある歯のトラブルとは?
では、歯周病以外にはどんな歯のトラブルがあるのでしょうか。
下記にまとめてみましたので見ていきましょう。
虫歯
虫歯の原因菌が出す酸によって、歯のカルシウムが溶かされ、歯がもろくなり、ついには穴が開いてしまう病気のことです。虫歯菌はほとんどの人の口の中にいる細菌ですが、口の中で増やさないようにすること、酸をつくりにくいような生活習慣をすることで、十分予防のできる病気です。
親知らず
「親知らずは必ず抜くもの」と思っている方も多いようですが「痛い」「将来痛くなる可能性がある」「隣の歯や周囲の組織に悪影響がある」という以外は、基本的に抜く必要はありません。18歳ごろになって奥歯に痛みや違和感がある方は、精密検査を受けることをおすすめします。
外傷による歯の折れ・抜け
転んだ、ぶつけたなど外傷で歯が抜けた場合は、レントゲンや検査によって状態を把握し、戻せる状態であれば元の位置に整復固定します。歯が抜けてしまった箇所は、入れ歯やインプラント、ブリッジなどで元に近い状態に戻すことが可能です。
歯ぎしり
睡眠時や無意識のうちに強い力で歯と歯を摺り合わせる「歯ぎしり」は習慣化すると、歯がすり減るだけでなく、あごの関節に力が伝わり顎関節症や顔面痛、頭痛・肩こりなど身体にいろいろな症状が起こる可能性も示唆されています。さらには、冷たいものがしみる知覚過敏や歯周病を悪化させる要因とも考えられています。
歯への健康投資を忘れずに。相談は相模原古淵のみんなの歯科医院へ
歯周病や虫歯を防ぐためには日頃から自分の歯の状態をチェックしておくことはもちろん、歯科医院での歯科検診も大切です。数ヶ月に一度は定期検診を受け、歯を定期的にクリーニングしておきましょう。相模原古淵のみんなの歯科医院では、予防歯科に力を入れるほか無料カウンセリングも実施しております。歯に関することはどんなお悩みもまずはお気軽にご相談ください。
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