相模原・古淵の矯正歯科が解説「台風シーズン到来前に知っておきたい気圧と歯痛の関係」
台風のときや飛行機に乗ったとき、登山に出かけたとき、突然の歯痛に襲われた経験がある方はいらっしゃるのではないでしょうか。今回は「気圧の低下によって起こる歯痛」について解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
気圧の変化で起こる歯痛。起こる仕組みとは?
高い山に登るとお菓子の袋がパンパンになっていたり、ペットボトルのふたを開けた途端、中身が飛び出してしまったり。そんな経験をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。そのような気圧の変化は歯痛にも影響します。痛みが起こる仕組みとしては、歯のエナメル質内部に空洞があり、台風、飛行機、登山などにより低下した外気圧との差で内側から圧力がかかり、痛みが起きるというもの。歯のなかの空洞は「歯髄腔」と呼ばれ、いつもは外気圧と等しくなっています。しかし、短時間に外気圧が下がると、その変化に対応しきれず、内側からの圧力で一時的に痛みが出ることがあります。
医学的には「気圧性歯痛」、「航空性歯痛」と呼ばれていますが、気圧の低下によって起こる歯痛は、通常はそれほどひどい痛みにはなりません。では一体、どのようなケースで痛みが重症化しやすいのでしょうか。それは放置されたむし歯の空洞です。激しく歯が痛むのは虫歯があるケースがほとんどであり、台風のときに痛み出して病院や薬局にもいけないといったケースになる前に、虫歯を治療しておくことがベストと言えるでしょう。
「虫歯になりにくい食べ物」「虫歯になりにくい食べ方・飲み方」って?
レモンやオレンジ、グレープフルーツなどの柑橘系のフレーバー入りの飲み物は、お口の中がスッキリするので夏場に人気です。しかし、柑橘類は酸が強く、歯の表面のエナメル質を溶かしてしまいますので、砂糖が入っていなくても虫歯のリスクを高めるので注意してください。
虫歯になりにくい食べ物の特徴として挙げられるのは「自然の甘み」「噛みごたえがある」「食べかすが残りにくい」といった食べ物です。よく噛むことで素材の旨味や甘みを感じられたり、料理のアクセントになる食材が多くあります。また、食物繊維には「唾液の分泌を促す効果」と「歯の表面の汚れを落とす効果」があります。唾液は歯についた歯垢を洗い流したり、歯の再石灰化には欠かせないものです。サツマイモやごぼうなどの根菜類やキャベツやレタス、ほうれん草などの葉物野菜や豆類に多く含まれているので、日常的に食べると良いでしょう。
[虫歯になりにくい食べ物の代表例]
・りんご
・サツマイモ
・にぼし
・チーズ
・煎餅など
とは言え、いくら虫歯になりにくい食べ物にしようと気を付けていても、食べ方が良くなければ虫歯のリスクは高まります。下記のことを意識した食事方法を気をつけましょう。
1:「ながら食べ」「だらだら食べ」をやめる
噛む事が疎かになりがちで「口腔内が酸性になる時間が長くなる」という理由から虫歯になりやすいと考えられます。
2:規則正しい食生活を意識する
食べる回数が増えると虫歯のリスクも増えてしまいます。食事や間食の時間をある程度決めて、規則正しい食生活をしましょう。
3:よく噛んで食べる
よく噛むと唾液の分泌がよくなり、消化を助けます。唾液には、お口の自浄作用がありますので、お口の中をキレイにしてくれます。
一方で、飲み方ではジュースやスポーツドリンクを極力控えて、水やお茶などの飲み物を選ぶ方が虫歯のリスクは避けられます。とは言え、甘いジュースやコーラも気分転換に飲みたいもの。そんな時に覚えていただきたいのが「お口の中に糖分を残さない」ということ。お口の中に含むようにして飲むと口全体に糖分が行き渡ってしまいますので虫歯になりやすい一方で、下記のような飲み方を意識すれば虫歯のリスクを減らすことができます。
虫歯のリスクを減らす飲み方
- 水で口をゆすぎながら飲む
- 少しずつ長い時間にわたってダラダラ飲まない
- ストローを使って飲む
- 飲み終わったら水を飲む
相模原古淵のみんなの歯科医院では無料カウンセリングを行っています。
自らが日常的に気をつけることはもちろんのことですが、歯科医院での歯科検診も欠かせません。数ヶ月に一度定期検診を受けたり、歯のクリーニングしたりすることで、歯の健康から体の健康を守りましょう。相模原古淵のみんなの歯科医院では、予防歯科に力を入れるほか無料カウンセリングも実施しております。歯に関することはどんなお悩みもまずはお気軽にご相談ください。
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