相模原古淵の歯科医院が解説「口臭がひどい。その原因と対策は?」
春は暖かくなって気持ちのいい季節ですが、花粉症に悩まされる方も多いのではないでしょうか。実は花粉症は目や鼻だけでなく、口呼吸によって唾液の分泌量が減ることで、口内が渇き口臭の原因に。そこで今回は相模原・古淵の歯科医院「みんなの歯科医院」が、口臭の原因と対策について解説していきます。
目次
口臭の原因と実態は?
春は出会いの季節ですが、初めて会ったときに息が不快だと、第一印象でマイナス要因となります。しかも、面と向かって指摘されることが少なく、口臭は自己識別が難しいこともあって、強い臭いを無自覚な人も多いという社会的な健康問題となっています。
「口臭は胃が悪いことが原因で起こる」と思っている人もいますが、実は口臭の原因の大部分は、口の中に原因があります。口の中には500種類以上の細菌がいます。それらの細菌ははがれた粘膜や血液、食べカスなどのたんぱく質を分解し、揮発性硫黄化合物を作り出します。これこそが口臭の原因となります。
特に春の季節は、花粉症が原因で口呼吸になり、口腔内が乾燥状態になります。すると、歯周病や虫歯が悪化するため、ドライマウスの人は特に口臭が強くなる傾向にあります。
口臭を抑えるための予防法
口臭を抑えるために、日々取り組める予防法はたくさんあります。まずはセルフチェックで口臭の原因を探り、しっかりと予防していきましょう。
口臭の原因はありませんか? 自分でチェックしてみよう
・ 進行した虫歯がある
・ 歯茎から血が出ることが多い
・ 歯磨きを1日に2回できていない
・ 歯に食べ物が挟まりやすい
・ タバコを吸う
・ 睡眠不足
・ 朝食を食べない
・ 口呼吸が多く、口が渇きやすい
・ 舌が白い
上記のチェックが多い人ほど強い口臭トラブルを抱えているかもしれません。上記のチェックを外すことを意識するとともに、今すぐ始められる予防法も合わせて実践してみましょう。
予防法1:唾液量を増やす
唾液には口の中の汚れを洗い流す洗浄・自浄作用があります。唾液は、噛んだり、話したりすることで唾液腺から分泌されますが、長時間口を動かさないでいると唾液が減ってしまいます。また自律神経の影響も受けるため、ストレスがあると減少します。
・食事は規則正しく、よく噛んで食べる
・睡眠をとり、疲れを溜めないようにする
・こまめに水分を補給する
・鼻呼吸を心がける
予防法2:適切なオーラルケアを身につける
日々の歯磨きは口臭を抑えるために欠かせません。プラーク細菌によって口臭が発生しているので、下記のようなオーラルケア習慣を身につけましょう。
・ハミガキで1日2~3回ブラッシングする
・舌も優しくブラッシングをして、表面に付着した舌苔(細菌の塊)を取り除く
・歯と歯の間に付着した細菌や食べかすをフロスや歯間ブラシで取り除く
・定期的な歯科検診と、歯のクリーニングを受けて、歯石を除去する
予防法3:食生活を見直す
暴飲暴食や乱れた食生活は胃腸への負担になり、口臭にもつながりやすくなります。また、緑茶やキシリトールガムなど口の中の細菌をきれいにしてイヤな臭いを減らす、ポリフェノールを含むもの(緑茶やウーロン茶など)の摂取もおすすめです。お酒やコーヒーなどは臭いの原因になりやすく、控えることも大切です。また、タバコに含まれるタールが口臭のもとになりますので、喫煙習慣のある方は、できる限り控えることをおすすめします。
相模原古淵のみんなの歯科医院では定期検診をお勧めしています。
相模原古淵のみんなの歯科医院では、定期的なメンテナンスを行っており、皆様の口腔状態を清潔にキープできるよう取り組んでおります。歯医者での歯のクリーニングは、自分では落とすことができない歯石や、取りきれないプラーク(歯垢)を落とすことができるため、口臭の原因となる細菌を棲家ごと取り除くことができます。
口臭のほか、虫歯や歯周病などお口の状態で少しでも気になる点があれば、無料カウンセリングも実施しておりますのでどんなお悩みもまずはお気軽にご相談ください。皆様のご来院、お待ちしています。
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カテゴリー:一般治療