マスク生活、外出自粛と生活にさまざまな変化をもたらしたコロナウイルス感染症。歯列矯正を検討中の人にとっては「ちょうど良い機会」だったようです。今回はコロナ禍に矯正治療を決断した理由と、歯科医院選びで困ったことについてお話しします。

コロナ禍に歯列矯正を決断した理由は？

「矯正歯科選び」に関する実態調査（全研本社社）において2020年２月～2021年10月までに歯列矯正を実施した女性111人にその理由を聞いたところ、約50％が「マスクで矯正が目立たないうちに実施したかった」「外出自粛のため時間を確保できた」と回答しました。

マスク生活がノーマルとなり、口元に注目されることが少なくなりました。マスクが煩わしいと感じる人がいる一方で、歯列矯正を検討していた人にとっては目立つことなく治療ができる良い機会になったに違いありません。

全国的に「外出自粛」となったことで、これまで外出や通勤に充てていた時間を自分のために使おうと考える人もいたことでしょう。同調査では「外出自粛のため、浮いたお金を矯正に回せるようになったため」と回答した人が約21％いました。

矯正治療はほとんどが保険適用外のため、時間と費用に余裕ができた今こそ治療のとき！と皆さん決断したことがうかがえます。

どの矯正歯科を選べば良いの？

矯正をしようと決めたものの、最初のハードルは「どの歯科医院に通えばよいか」。同調査では矯正歯科選びについて困ったことや大変なことについてもアンケートを実施しています。最も多かった回答は「何を基準に選んだらよいかわからない」56％、続いて「自分に合った矯正治療法がわからない」43.1％という結果になりました。

そのほかにも「参考になるWebサイトが少ない」「自分に合った歯科医院が選べない」など、ネット上での情報収集にも限界があるようです。ただし、皆さんネットで気になる歯科医院を見つけておくことは必要だと感じています。Webで矯正歯科をじっくり探すことの重要性について、約87％が「そう思う」と回答しています。

歯科医院はカウンセリングで決めよう

これだけインターネットが普及した現在でも、歯科医院選びで迷う人が多いという結果がわかりました。ネットの情報は、ご自身が何を大切にしたいのか、通える範囲かなどさまざまな視点からおおよその目安を決めるための、あくまで参考程度と割り切るのがよいかもしれません。

コロナ禍でさまざまなことがリモート化されましたが、歯科医院を決める際にはカウンセリングで実際に歯科医院へ行ってお話ししてみることをおすすめします。歯科医院の雰囲気も見ることができるので、通院を決定する前に一度訪れてみてくださいね。もちろん、相模原古淵のみんなの歯科医院でも無料カウンセリングを行っておりますので、ぜひお気軽にお越しください。

参考：